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ブレスレス・クワイヤとリオ・パラリンピック閉会式TOKYOプレゼンテーションの共通点

 24, 2016 01:05
今日はとても長いタイトルになってしまいましたが、障がい・病を持つという 共通点を持った人たちの2つのアクションを最近続けて観て感じたことをここに記述しようと思います。


ブレスレス・クワイヤ(息を切らせた合唱団)は、医療機器開発に力を注いでいる電機メーカーのフィリップスのコンサートの企画から結成されました。

集まったメンバーの自己紹介がすごい!!!
「片方の肺がつぶれています」
「声帯出血しています」
「喘息と自己免疫疾患です」e,t,c.

実はクワイヤのメンバー全員が、肺や気管支などの呼吸器になんらかの疾患を抱えていたのです。

このプロジェクトを企画したエヴァさんによると、
「元々は昨年、私たちが新しい呼吸補助器を開発した際に、呼吸器に障がいを抱える人たちと出会ったことがきっかけでした。その時、良い製品を開発するだけでなく、彼らに何か勇気を与えられるような事ができないかと思ったんです。」

”呼吸器障害の人たちに、勇気を与えたい”

ギャロス・マローン 

エヴァさんは、TVでカリスマ指揮者 ギャロス・マローン の活動を知り、コンタクトをとったのです。すると、彼はこのチャレンジを快諾し、しかも4日も練習すれば、5日目にはコンサートが開けると断言したのです。

こうして集まられた、呼吸器に疾患を抱える18名の男女。
彼らは皆、様々な理由で人生から「歌うこと」を取り上げられた人々でした。

しかし、ギャレスはそんな彼らに向かって
「正しい呼吸の仕方を学べば、わずか数日の間で歌えるようになる」と言いました。

ギャロスがかけた魔法とは…。フルストーリーはぜひYouyubeでご覧ください。

ここで私が感動したのは、呼吸器疾患を抱えたクワイヤのメンバーが名門「アポロシアター」でコンサートを開催することによって、失われたディグニティ(尊厳)を取り戻したということでした。上手下手という次元を超え輝いていて、歌う喜びに満ち溢れていました。

そして、数日前のリオ・パラリンピック閉会式TOKYOプレゼンテーションに感じたのは、障がいを持った方々のディグニティ。E-テレのバリバラが訴えていた障がい者の「感動ポルノ」の対局にある障がい者だけが放つことのできる光、命の輝き、その格好良さ。
モデルのGIMICOさん、ダンサーの大前光市さんも本当に素晴らしかったのですが、特に、全盲の檜山晃さんの詩に心が打たれました。特に、原宿駅を降り立ったときに感じる明治神宮の匂いのくだりが。

檜山晃 

1980年の東京生まれの檜山晃さんは目は生まれつき見えません。目にハンデはあるものの、学生時代は成績優秀でスポーツ万能で文化祭で責任者を務めるなどリーダーとして積極的に活動を行っていましたが、IT企業を希望して就職活動したところ、企業側から目が見えないという理由で就職が叶いませんでした。これがきっかけで「自分の存在価値」が失われて、自宅に引きこもってしまったそうです。引きこもり生活から脱出できたのは、友人が紹介した「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」。2002年から檜山さんはアテンドとして参加し、これがきっかけで約7年間の引きこもり生活が終わったそうです。

檜山さんの詩「東京は夏の夜が最高。原宿駅を降りると、明治神宮の深いにおいが届き 東京が自然豊かな都市と分かる」

この一節をきいて、思わず自分の19の夏にタイムスリップしちゃいました。
はるか昔(笑) 原宿・神宮前交差点にあったDOMAでバイトしてた頃。
大学もまともに通わないで、毎晩のように原宿駅に降り立ったときに、感じていた懐かしい記憶。
真夏の夜の喧騒と終電が終わった頃の竹下通りの静寂と。

今回、TOKYOブレゼンテーションを観て何度も涙した私は、本当に本当に東京が大好きだったんだ…ということに気づきました。5年間離れて初めて分かったTokyo愛。

そして、私の青春時代のアイコン、ピチカートファイブの「東京は夜の7時」は浮雲(長岡亮介)が歌っていてCOOLだったし、Aya&Bambiや林檎コスチュームのダンサー達もいて、ご本人が出演しなくとも椎名林檎一色に染まっていた素晴らしいブレゼンテーションだったと思います。

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